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くすり
薬の剤形
医薬品の剤形は、薬物の吸収に影響を与えるため、薬効にも影響を与えます。ここでは特に数多くの剤形がある内服固形剤について、主な剤形をご紹介します。
散剤 | 粉末状、あるいは微粒状に製したもので、いわゆる粉ぐすりと呼ばれるものです。錠剤やカプセル剤に比べて吸収が早いのが特徴です。しかし、湿気に弱い、苦味や刺激の強いものには不向きなどの欠点もあります。 |
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顆粒剤 | 顆粒状に仕上げた製剤です。散剤より粒が粗いため、味を感じにくい、飛び散りにくいという利点があります。そのため、散剤に比べて苦味や臭いの強いものも服用しやすい形です。 |
丸剤 | 球状に仕上げた製剤です。 |
錠剤 | 一定の形状に圧縮したり、型に流し込んだり、形を整えたりして作る製剤です。 |
カプセル剤 | 散剤や顆粒剤、液状の薬などを、主にゼラチンで出来たカプセルに入れてあるもので、硬カプセルと軟カプセルの2種類があります。 |