広貫堂では、生薬を中心として140余年間にわたり研究開発を続けています。
さらに人類の歴史の中で有効性が実証されてきた生薬を最新の科学技術の手法でとらえなおし、新たな生薬の可能性を追求しています。
また、変化する消費者ニーズに対応した製剤・剤形の開発に取り組み安全で有効であることはもとより、
身体にやさしく使いやすい製品作りを目指しています。
商品開発にあたっては、マーケティング・リサーチ、企画・提案、開発、承認・許可、発売、育成までの一連のプロセスにおいて、開発・製造・供給の各部門が一体となって取り組んでいます。お客様の声を製品開発や技術開発における基本コンセプトとし、より飲みやすく、安心・安全かつ有効性の高い製品を探求しています。
開発部門の業務
広貫堂は医薬品の企画開発から製造まで一貫した生産体制を確立し、さらなる技術の向上と付加価値の高い製品づくりに取り組んでいます。
140余年にわたって築いてきたお客様との信頼関係を基盤にしながら、時代のニーズに応える商品づくりにチャレンジしています。
- 和漢薬・生薬を中心とした新製品の研究開発
- 新OTC薬(一般用医薬品)の開発
- 新処方製剤、新規剤型により差別化される製品の開発
- 患者様のQOL(Quality of Life:その人がこれでいいと思えるような生活の質)を充足する新技術の開発
- 製造技術の開発と効率的で適格な生産体制の確立
産官学による共同研究
自社独自の研究開発を推進するとともに、富山大学和漢医薬学総合研究所、伝統医薬センター、富山県立大学工学部及び富山県の研究機関(薬事研究所、食品研究所)等と提携し共同研究に取り組みました。
今後も継続してオリジナリティーのある製品の開発を進めていきます。
研究室
開発に携わる部署は「研究開発部」であり、他部門やグループ各社と情報を共有し、市場ニーズと社内シーズに基づいた研究開発を行っています。更に、バリデーション(品質確保のための科学的な検証とその文書化)を中心として開発製品の工業化研究及び受託品目の製造適正化検討も実施しています。
製剤業務
新規製剤の研究開発や、これまでの広貫堂には無い新技術の開発を行っています。
錠剤・顆粒剤等の試作検討を行い、実生産規模への移行は他部門と連携して行います。
これまで培ってきたノウハウと、文献情報の収集やパテント情報をもとに技術開発を行い、新規受託品目にも対応しています。グレードEの試製室が設置されており、治験薬の製造にも対応しています。
試験・分析業務
試験・分析担当は、、開発した試作品の試験や新製剤申請のための試験を行い、設定した試験法について品質管理へ技術移管を行います。新規製剤の申請書類の作成、承認までの照会対応も行っています。