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グローバル展開

グローバル展開

「広貫堂ブランド」を世界へ。
「広貫堂ブランド」を世界へ。

医薬品業界は、急速な少子高齢化の進展、医療制度改革など国内の環境変化への対応と同時に、グローバル化への対応が求められています。
広貫堂は、その国や地域のニーズを踏まえ、自社ブランド製品の輸出をはじめ、海外向け製品の受託生産などを実施しています。さらに、海外の画期的な製剤技術をもつ企業や、有望なベンチャーとの提携を進め、よりよい製品の開発に取組んでいます。
また、今後医薬品の大きな市場となるアジアにおいて、高品質な日本製はブランドです。広貫堂は日本の一企業から、「広貫堂」ブランドの早急な確立が急務だと考え、さまざまな活動を始めています。
さらに海外展開を強化するため、海外営業部を新たに設置し海外の情報収集に努めるとともに、世界の市場を視野に新たなビジネスチャンスを模索しています。

TOPICS

広貫堂、東邦ホールディングスがシンガポールに共同出資会社を設立

2014年10月29日、在シンガポール大使館にて、広貫堂と東邦ホールディングスがが、シンガポールに域内事業を統括する合弁会社コウカンドウ・アンド・キョウソウミライ・アジアの設立を発表しました。
新統括会社は、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、香港、韓国に持つ現地法人と台湾の事務所を統括する拠点となり、両社のもつ、医療機器、医療材料、ヘルスケア関連商品の製造および輸出入や販売、流通管理のノウハウなどの分野で互いの強みを活かし、成長著しい東南アジア地域での競争力強化に向けて、販売網の拡大、製品ラインナップの充実、流通管理システムの構築など、販売体制の整備を推し進める予定です。

在シンガポール大使館での調印式

左から竹内大使、東邦ホールディングス・浜田社長、広貫堂・塩井会長

現状の取り組み

自社製品の輸出

生薬を中心とした広貫堂ブランドの製品を海外でも販売し、世界の人々の健康づくりに貢献しています。製品に対する安全・安心が世界中で求められている中、日本製品に対する信頼性が益々高まっています。高い品質に裏付けられた広貫堂製品は、海外でも評価を受けており、台湾、香港、中国、タイ、ベトナム、韓国などアジアの国々を中心に輸出されています。成長が続くBRICs諸国及びVISTAも有望な市場ととらえ、市場調査を進めています。今後も広貫堂ブランドを世界に広げていきます。

富山の配置薬を海外へ

2014年6月にシンガポール・マレーシアに現地法人を設立しました。
海外の拠点づくりに関しては、国によって法律等も違い、ゼロからのスタートは難しいものがあります。そこで現地にある既存の医薬品関連企業を買収し、現地の方を代表者とし経営していく手法を進めています。中長期的に現地に広貫堂製品を広める拠点としての役割を担っています。

海外向け製品の受託生産

EU-GMP適合工場の認証取得によりEU向け製品に対応しているほか、C-GMP(FDA)の認証取得に取り組んでいます。また、外資製薬会社からの受託製造が可能な体制を構築するとともに、インターフェックスジャパンなどに出展し、広く国内外に製品や技術力をアピールしています。

中長期ビジョン

スペシャリティファーマとして

医薬品メーカーとして差別化を図るため、特殊剤形や特殊製剤技術(DDS)の研究開発を推進し、さらに国際的にも評価を得られるスペシャリティファーマを目指します。そのために広く内外に情報を収集し、自社のみならず他社との共同開発や技術提携も行い、特殊製剤技術の高度化を図ります。

ハーバルメディスンの探求

それぞれの国や地方には自然の薬草を用いる治療法が根付いています。人類の歴史とともに確立されてきた処方は、副作用が少なく、人体に優しいものとして永く支持されてきました。生活習慣病などの慢性疾患やストレスなどが引き起こす症状に悩む人が増えているなかで、生薬やハーブを見直す動きが強まっています。

広貫堂は140余年に渡って培ってきた生薬に関するノウハウを世界の人々の健康づくりに役立てるため、海外の企業・機関との交流を深めながらハーバルメディスンの可能性を探っていきます。

配置薬システムの海外展開

日本国内において長年の実績を有する配置薬システムを他の国々でも展開し、そこに広貫堂の製品をフルラインで提供していくことを計画しています。「先用後利」のシステムに対する理解を広め、世界の人々のセルフメディケーションに貢献していくことを目指しています。