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INTERVIEW

社員インタビュー

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02
より良い品質の薬で
多くの人たちの
健康と命を支えたい
品質管理

品質管理部 試験検査グループ
2021年キャリア入社(前職:畜産業界)/農学研究科修了
F.N.

働く中で感じる
広貫堂の魅力

私が所属している試験検査グループの一番の魅力は、年次や職位に関係なく、コミュニケーションが活発で風通しが良い点です。「試験」「検査」という言葉のイメージから、全員が黙々と取り組んでいると思われるかもしれませんが、業務中でも良い意味で会話が多く、助け合いながら仕事をしています。上司ともお互い意見を言いやすい関係性が築けていて、意見を汲んでその内容を取り入れてくれることがよくあります。OJTも充実しており、自分のスキルに合った業務内容を割り振ってくれるため、成長を図りやすい点も魅力です。

薬の品質を担保する
試験業務に携わる

サンプリング、資材、原料、製剤、微生物などさまざまな試験がある中で、私は製剤試験に携わっています。
入社後の約1年間は、薬の中に有効成分が入っているかどうかを確認する試験を担当。判断基準は色の変化や沈殿の有無、錠剤の溶ける速度などで、目視でも確認できる比較的容易な試験に携わっていました。

現在は、液体クロマトグラフィーなどを用いて、正しい量の有効成分が含まれているかを確認する試験を担当。解析したデータを基に計算を行い、数値による結果を算出するなど、1年目と比較するとやや難易度の高い試験です。また、新しい薬が製造される際、適切に製造されているかどうかを確認する「バリデーション」など、新製品の導入に関わる試験も手がけています。こうした実務以外にも、より試験をスムーズで正確に進めるための環境整備に取り組むことも重要です。業務の合間に、試験のときに使用する書類をより使いやすくする工夫をするなど、さまざまな改善を図っています。

品質の“最後の砦”を担う
責任とやりがい

担当できる試験のレベルが上がり、より難しい試験を任されるようになったときには「以前よりもステップアップし、スキルの向上を認めてもらえた」と実感します。こうした確かな成長の手ごたえを感じられることが、この仕事のやりがいのひとつです。

また、品質管理としての役割を果たせたときにも、大きなやりがいを感じます。製造を行うにあたって「不良品ゼロ」を目指し取り組むことはもちろんなのですが、不良品をひとつも出すことなく製造し続けることは現実的にはかなり難しいと言えます。だからこそ、品質を担保する最後の砦として品質管理部が存在しています。試験に携わる中で、不良品を的確に判別できたときには「最後の砦として機能できた」という充実感に満たされます。

異分野出身者の
ロールモデルを目指して

私は学部、修士、前職を通して畜産を専門分野にしてきました。これまでは食を通じて人の健康や生活の質・豊かさの向上に努めてきましたが、これからは薬を通じて人の健康や命を支える一員になりたいと考えています。

広貫堂に入社した当初は、製薬に関して右も左もわからない状態でした。そうした中、担当する試験業務の難易度が上がるにつれて、製剤に関わる仕事の奥深さやおもしろさが理解できるようになりました。私のような異分野の出身者が、これまで以上に安心して挑戦できる環境の整備に貢献しながら、異分野出身者に期待される成果をより多く出せるよう、第一線で活躍し続けたいと考えています。

PRIVATE
休日の過ごし方

仕事のことは忘れてリラックスして過ごします。金魚と熱帯魚を飼っており、元気に泳ぎ、ときには休む姿を眺めていると心身ともに癒されます。夫と一緒に、平日用のつくり置きの料理をすることも多いです。

SCHEDULE
スケジュール
7:30出社。前日の試験データをまとめる
8:00試験に向けて各種の準備を行う
8:30朝礼
8:40試験業務を開始
13:00昼食
14:00試験業務を再開
17:00試験業務終了。器具等の片づけや翌日の試験の準備を行う
18:00退社