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INTERVIEW

社員インタビュー

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08
製造管理の基準を遵守し
多くのお客さまに必要とされる
錠剤の生産に取り組む
製造

製造3グループ 口腔内崩壊錠チーム
マネージャー
2001年新卒入社/製薬技術科卒
N.T.

広貫堂への
志望理由

高校時代の学科が製薬系だったこともあり、学校の先生に勧められたのが広貫堂を就職先として意識するようになったきっかけです。江戸時代から続く「富山のくすり」の歴史は全国的にも有名で、中でも広貫堂は富山県では世代を問わず誰もが知っている有名企業。高校時代の私はあまり薬を服用することはありませんでしたが、歴史ある企業で、病気に苦しむ多くの人たちの助けとなれる薬づくりに携われることに魅力を感じて志望しました。

錠剤の製造を担うグループで
工程作業や管理業務に携わる

私が所属している本社工場の製造3グループには「秤量」「配合」「打錠」「糖衣」「検査」の5つの工程があり、チームごとに分かれて作業を行っています。「秤量工程」では、倉庫より搬入した原料の重量を、秤量システムの指示に従って測定します。「配合工程」での作業は溶解、混合、造粒、乾燥、整粒、調製と、内容によって担当が細かく分かれています。

「打錠工程」では、配合工程でつくられた調製末を打錠機にて錠剤を成形します。次工程の「糖衣工程」で、打錠された錠剤の周りにフィルムコーティングや糖衣コーティングが施されます。最後の「検査工程」で、完成した錠剤を自動外観検査機で検査し、主に錠剤の表面・側面の異物や錠剤の欠けを検知します。製品として要求される基準を満たさない錠剤は本工程で排除されます。

私がこの一連の工程の中で担当しているのは「打錠工程」での業務で、打錠機オペレーターを務めるとともに、工程責任者として各種の管理も行っています。

作業者としても管理者としても
スキルアップしていることを実感

製造3グループで製造される錠剤には、特殊な形状のものも多数あります。具体例として、無刻印錠、刻印錠、オーバル錠、有核錠、二層錠などが特殊な形状として分類される錠剤です。私が担当している打錠工程には、こうした形状の錠剤を生産できる打錠機があり、取り扱いには通常の打錠機よりも高い技術が求められます。入社以来、多くの先輩方からご指導いただいたことで、ほぼすべての打錠機を取り扱えるようになり、成長の手ごたえとやりがいを感じています。

また、原因不明のトラブルが発生した際、持っている知識を生かして原因の特定・解決や改善に成功したときにも、やりがいを感じます。そうした改善の内容を水平展開できないかなどといったことにも考えが及ぶようになり、管理者としてもステップアップできている実感があります。

自分自身を含めた、
チーム全体の成長を見据えて

工程責任者という立場ではありますが、まだまだ自分の知らないこと、理解できていないことがたくさんあると感じています。わからないことをひとつでも多く解消するために、日々の地道な勉強を通じて知識を付け、さらなるスキルアップを図っていきたいです。部下の指導を行う立場でもあるので、チームメンバー一人ひとりがレベルアップできる体制の構築にも積極的に取り組んでいきます。

また、GMP(※)の遵守に向けて、GMPの3原則である「人為的な間違いの防止」「汚染・品質低下の防止」「品質保証システムの設計」を意識した作業の実施や、お客さま目線での製品提供など、チームの規範となる行動に努めていきます。

(※)
Good Manufacturing Practiceの略。医薬品の適正な製造管理に関する基準のこと。

PRIVATE
休日の過ごし方

幼い頃から高校野球が好きで、よく球場に観戦に行っていました。自分自身も小・中・高と野球に励み、以前は会社の仲間と草野球チームに入っていたことも。今は引退し、再び観戦メインで楽しんでいます。

SCHEDULE
スケジュール
8:30出社。メール、タスク、スケジュールの確認
9:00打錠機オペレーターとして工程業務、または工程管理に関わるデスクワークを実施
12:00昼食
13:00打錠機オペレーターとして工程業務、または工程管理に関わるデスクワークを実施
15:30チームミーティングで交替勤務の引継ぎ、他チームとの情報共有を行う
16:00工程管理に関わるデスクワークを実施
17:30退社