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INTERVIEW

社員インタビュー

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医薬品の品質担保や
試験方法の考案に努め、
ノウハウを未来へと継承する
研究開発

研究開発部 液剤開発グループ
2006年新卒入社/保健学修了
O.J.

働く中で感じ
る広貫堂の魅力

所属している部署のメンバーに共通しているのは、情報の処理能力や行動力が高いことです。また、それぞれが個性豊かで、仕事に対して全員が前向きに取り組んでいます。年次や職位に関わらず、人間的にも尊敬できる方に囲まれているため、日々励みや刺激を感じますし、自分自身も周囲に良い影響を与えたいと強く思っています。

社風としては、非常に子育てをしやすい環境です。看護休暇の制度があり、時間単位で有休を取ることもできます。私は現在子育て中ですが、こうした制度のおかげで安心して働くことができています。

医薬品の承認申請に向けた
データ取得や試験に携わる

医薬品を製造販売するための申請データの取得を手がけており、その中でも私はドリンク(液剤製品)を担当。医薬品の有効期限は3年ですが、経年で配合成分が規格を下回らないか、品質が変化していないかを評価する試験を行っています。他にも、医薬品の安定性を測るための試験の「確実性・正確性・頑健性」の確認も実施。生薬が多く配合された製品は、含有成分も複雑なので試験方法の設定に苦労します。

また、新規製品やリニューアル品として製品化を進める際の、配合成分の相性や安定性を評価する試験も担当。月に一度、チームメンバー同士で新規製品、および新規原料を用いた新商品の発表や試作品の提示、試飲などを行っています。発表内容についてのディスカッションも行うため、新しい角度の考え方に触れることができ、創造的で有意義な時間となっています。

自分の意見を積極的に発信し、
挑戦しながら成長できる環境

医薬品の安定性試験で夾雑物が多く含まれる成分を試験する際、試験方法の設定を試行錯誤しながら実験を繰り返します。その結果、有効な試験方法を確立できたときには大きな達成感が得られます。試験方法には多種多様なタイプのものが規定されていますが、その中でも煩雑な過程が必要とされる試験、結果が技術力に左右されやすい試験など、他と比べて難易度が高い試験があります。前回できなかった内容の試験に改めてチャレンジし、前回よりも良い再現性が出せるとスキルの向上を実感し、やる気へとつながります。

また、こうしたチャレンジがしやすい環境が職場全体に根付いています。上長との距離が近く「やってみたい」の声が届きやすいのが、その大きな理由のひとつです。新商品の提案から、試験の時間短縮といった業務改善に至るまで「なぜ、それをしたいのか」を理論立てて説明できれば、さまざまなことに挑戦する機会が得られます。

広貫堂の歩みを絶やさず
未来へとつないでいくために

「変わらない信頼と、変えていく挑戦」。入社当初に先輩からいただいたこの言葉を大切にして、これまで業務に取り組んできました。しかしながら自主回収の件では、広貫堂の製品を愛用してくださっているお客さまに、多大なご迷惑をかけてしまいました。ひとりの社員として重く受け止め、失ったものの大きさに真摯に向き合い続けていく覚悟です。

広貫堂の未来がどうなるのか、今はまだ見通すことができません。ですが「広く救療の志を貫通せよ」という理念の下、広貫堂が140余年の歴史の中で得たノウハウを絶やすつもりはありません。これからの広貫堂の歴史と未来を紡ぐ礎となれるよう、歩みを続けていきます。

PRIVATE
休日の過ごし方

子どもの趣味に付き合って、海釣りに行くことが多いです。釣果は誇れませんが、獲物がかかったときの竿の感覚と、釣り上げた瞬間の高揚感は癖になります。空と海の景観や、波の音に身を委ねる時間もお気に入りです。

SCHEDULE
スケジュール
8:30出社。スケジュールとメールを確認してチームミーティング。試験の進捗確認と情報共有を行う
9:00前日行った試験の結果をまとめる
10:00試験
12:00昼食
13:00試験
16:00試験の後片付けと明日の試験の準備。上長への相談、書類のチェックも行う
17:30退社