本社工場
工場所在地
〒930-8580 富山県富山市梅沢町2-9-1
TEL 076-424-3609
工場概要
本社工場は固形剤専用工場として、錠剤・顆粒剤・FC錠・糖衣錠・散剤の製剤バルクの製造・包装を行っています。主力の錠剤は年間30億錠生産可能なラインをもちます。
製造する品目
- 受託製品:65品目(うち4品目輸出製品有)
本社工場長 土井 輝雄
フロア案内
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設備概要
最先端設備を効率よく稼動させ、高品質で安定した製品を生産しています。
立体倉庫
能力:1,100パレット収納可能
原料、材料等は、異物を除去するためエアーシャワーを通して外部から搬入し、倉庫の中へ異物の持込みがない様に対策されています。原材料や製品は、樹脂製のパレットに乗せて自動搬送します。
外装清掃機
紙袋表面の粉塵(ふんじん)を“たたき方式”で除去する袋クリーナーに、原料を個装単位で通して異物除去した後クリーンエリアに搬入します。
秤量室
搬入された原料を、バーコードでの確認と人の目による確認のダブルチェックで指示された原料の秤量を行います。
流動層造粒乾燥機
生産能力:約120kg/B(容量420ℓ)
乾燥機内の粉体に送風しながら結合剤液を噴霧し、粉体の造粒・乾燥を連続して行います。
造粒ライン:流動造粒乾燥機→整粒機→タンブラー混合機×3ライン
造粒乾燥物は整粒機→マグネットストレーナー→タンブラー混合機へと、インラインで輸送、投入されます。
混合造粒機(大型混合機)
生産能力:約150kg/B(容量420ℓ)
80~150kgまでの生産で使用します。
原料の混合を行い、結合液を混合末に加えて練り込んで造粒を行います。
ハイスピードミキサー(小型混合機)
生産能力:約25kg/B(容量50ℓ)
10~25kgまでの生産で使用します。
原料の混合を行い、結合液を混合末に加えて練り込んで造粒を行います。
HG300造粒機
混合末を湿らせたもの(練合物)を上部から投入し、内部の羽根で押し出して、網状のスクリーンに通して粒子を作ります。顆粒剤等の製造に使用します。
箱型乾燥機
生産能力:約80kg×4台(1台24枚)
湿らせて粒子を作った顆粒状製品を、トレイに薄く均等に広げて、温風にて乾燥を行います。
コーミル(乾式湿式整粒機)
コーミル(乾式湿式整粒機) 流動造粒乾燥機等で生産された顆粒状製品を、定められた大きさの粒子に整粒します。
タンブラー混合機
生産能力:約400kg/B(容量1,000ℓ2台、1,300ℓ1台)
流動造粒乾燥機等で製造された造粒品に滑沢剤等を混合します。
振動篩
振動篩 造粒、乾燥を行ったものから、粗い部分と細かい部分の分別を行い、定められた粒子の部分のみを製品にするために分級を行います。
クロスロータリーミキサー
生産能力:約200kg/B(容量500ℓ)
自転と公転を連続で同時に行い、粉末を均一に混合を行います。
打錠機
生産能力:
67本立て:MAX320,000錠/H・台(4台)
36本立て:MAX60,000錠/H・台(2台)
45本立て:MAX90,000錠/H・台(3台)
45本立て二層錠錠剤機:MAX40,000錠/H・台(1台)
45本立て有核錠剤機:MAX27,000錠/H・台(2台)
造粒した粉末に、上下から圧力をかけて錠剤を製造する機械。錠剤の打錠圧力を一錠ずつ検知し、圧力の過不足を自動的に調整して質量を範囲内に管理します。
糖衣パン
生産能力:
仕上120kg/B(4台)
仕上180kg/B(2台)
その他(噴霧用1台・艶出用1台)
パンの中で錠剤を回転させながらシュガーの液を掛けます。液掛けと乾燥を手作業で繰り返しながら、糖衣錠を製造します。
ドリアコーター
生産能力:仕上200kg/B
錠剤表面にフィルム液を吹きつけ、膜を作り錠剤をコーティングします。
錠剤外観検査機
生産能力:
MAX300,000錠/H・台(1台)
MAX200,000錠/H・台(2台)
MAX100,000錠/H・台(2台)
CCDカメラで素錠・糖衣錠の表・裏・側面を一錠ずつ、異物や形状について検査を行い、異常品がないか検査します。
ローラーコンパクター(乾式造粒機)
生産能力:105kg/h
ロール回転数:5~20ppm
最大成型圧力:20ton
原料粉末をそのまま圧縮、成型、粗砕し、連続的に造粒することが出来ます。
油圧シリンダーの圧縮力を自由に調整することで、ソフトな造粒品からハードな造粒品まで得ることが出来ます。
PTP包装機
生産能力:
MAX36,000シート/H(3台)
MAX24,000シート/H(1台)
カプセル剤や錠剤のPTP包装をスピーディに行います。充填機の後に、集積、結束、ピロー包装、カートナー、封緘、捺印、検査がライン化されています。
瓶充填ライン
生産能力:MAX3,000本/H
錠剤、カプセル剤、丸剤をガラス瓶に自動で計数充填します。瓶のエアー洗浄、計数充填、ポリチューブ入れ、キャップ装栓からラベラー、カートナー(各種ビデオ検査・センサーにより製品を確認)を自動で行います。
手前から計数充填機、ポリチューブ挿入機、キャップ巻締機
分包包装機ライン
生産能力:MAX21,600包/H・台(1台)
散剤、顆粒剤、丸剤の分包包装を自動で行います。個々の分包品の重量を全て測定し、充填重量を自動調整することができます。
品質管理部
原料、資材の受入れ試験から、包装前の製剤の理化学試験や微生物試験、包装品の最終試験まで、全ての試験が行われます。高速液体クロマトグラフィー・全自動溶出試験装置・マイクロスコープ・ガスクロマトグラフ等数々の分析機器により、製品品質の確認、出荷管理を行っております。